あっぷるランド：吉永小百合さん

ＭＵＧの成長を祈ります＿＿吉永小百合＿＿
	マグ・ニュース創刊準備号 1985年５月20日～抜粋
	全国のマイツールユーザーのみなさま、吉永小百合でございます。お元気で、お仕事に打ち込んでいらっしゃることと思います。ＴＶや新聞紙上から、マイツールの吉永小百合としていつもお目にかかっております。ところで皆さまのマイツールの活躍ぶりはいかがでしょうか。皆さまの片腕となってオフィスの中で、お役にたっていることと思います。さて、このたびそのマイツールを使われているユーザーの皆さまが集まられ、グループを作られるそうで、本当におめでとうございます。いま、物は満ち足り、欲しい物は何でもある豊かな時代となりましたが、その反動でしょうか、自分以外の人とのほんとうの心の交流が少なくなっているような気もします。そして、誰もがそれを、対話によって解消し、心のふれあい、交流をしたいと望んでいるのではないかと思います。毎日のオフィスで顔を合わせ、いっしょに仕事をしているいつものお仲間との語らいだけでは、新しい刺激を受け、別の世界を見ることもできにくい。職場も違う、置かれている環境も立場も違う、ただマイツールを使っているという仲間同士が集まっての語らいのなかには、きっと異質で、新鮮な空気のあることでしょう。そんな雰囲気の中に自分を置いてみたら、また新しい、リフレッシュされたもう一人の自分を発見できるかもしれない。それはとても素晴らしいことだと思います。マイツールの使い方やそれを通してのお仕事のお話、それだけにこだわらずに、日頃感心を持っていることや知りたいと思っていることなどをフリーに話し合える場になるようですから、いろいろな対話が広がるものと思います。管理職の方、新入社員のサラリーマン一年生の方、そして女性の方も、何の制限もなく気軽に参加できる、このマイツール・ユザーズ・グループがすくすくと成長され、集まられる皆さまとともに発展することを心からお祈り申し上げます。
マイツールはこんな発想から作られている
	マグ・ニュース創刊号 1985年12月１日～抜粋
	これまで商品というのは、利用者の声を反映して改良されてきた。ところが、コンピュータだけはどうも違うようだ。多分に開発の過程での困難さからか、コンピュータ側の事情をユーザーに無理やり押し付けている。結果として、そこでは人間側の常識が通用せずに、難解な言語やシステムなどコンピュータ側の常識に縛られて、ユーザーは扱いづらさを我慢させられている状態なのだ。たんに人間の創造性を助けるための道具でしかないのに、そんな不便さがあるものだから変なコンピュータ神話が生まれたり、アレルギー症状を起す人も出てくる。クルマだって、トルクコンバータやパワーステアリングを装備して、どんな人にもたやすく運転できるイージードライブの時代を、もうとっくに実現している。コンピュータがいつまでもこんな状態でいいわけがない。手軽に使うことができて、しかも、高度な技術に対応できる。システムに縛られずに、思うままに使える。使う人の創意や工夫が生かせる。･･････それがマイツールなのです。マイツールは簡易言語だから機能が劣っていると誤解されている。実際にはＢＡＳＩＣと比べてはるかに短時間で、同等かそれ以上のプログラムを組むことが出来る優れた言語です。なによりも、自分で自分の仕事のためのプログラムをた易く組めるところがいいのです。たしかに、同じ業種といっても個々の企業では微妙な違いがある。それを同じアプリケーションでまかなおうというのが、無理の始まり、使う人の創意を殺す結果になるのだ。皆様すでにご存知のように、㈱リコーのマイツールは、コンピュータを「仕事の道具」として使うために生まれたソフトです。そのソフトの開発元は、イージー・コンピュタ・システム㈱です。
あなたへの好奇心、騒ぎます。
	マグ・ニュース創刊号 1985年12月１日～抜粋
	ますます魅力。機能強化で一段と使いやすくなった･　　　　マイツールＶ２.０新登場！　　　　　･７つの命令語だけですぐに実務に使え、文書作成、表計算、グラフ作成、さらにこれらの組み合わせ処理が自在に行える融合型ソフト、マイツール。新たに誕生したマイツールＶ２.０は、このマイツールの使い方はそのままに、ハードディスク対応、作表の自動化、画面分割、絵が描ける、１２種類のグラフ作成など、機能を大幅に強化。使いやすさに磨きをかけて、一層実戦向きになりました。マイツールＶ２.０が使えるリコーのパソコン、 ------ シリーズ揃って → 新登場！！------- ....マイビジネス RICOH SP Series マイツールＶ２.0や日本語ワープロをはじめとする多彩なソフト。また、大容量、１６ビットの高速プロセッサ搭載、１０ＭＢのハードディスクを装備できるなど使いやすさが活きるコンポタイプの高性能ハードが、ビジネスをよりパワフルに変えていきます。 ●　リコーＳＰシリーズ中心機種としてのＳＰ２５０Ⅱシリーズをはじめ、身近なＳＰ１５０シリーズ、さらに、最高級機ＳＰ３５０シリーズの３タイプがあります。