起動画面を表示させない


MUG秋(COSMOS)桜で、今年の4月24日に急遽開かれた例会のときにでた質問です。

エクセルやワードを起動するときに画面に表示される「ユーザー名」を変更できないか。

やって出来ないことはないらしいが、しくじるとパソコンが動かなくなるので、止めた方が、、、という結論に落ち着きました。

なら、別の方法は、、、、と考えるのがMUGのメンバー
そこでこんなことをやってみました。
その起動画面が見えないようにします。

まず、デスクトップ上に置かれた「エクセル」のショートカットを右クリックし、プロパティを開きます。
@
このリンク先 を右クリック → すべてを選択し色を反転させコピーします。
それを「メモ帳」に貼りつけ適当な名前を付け保存します(
万が一のためのバックアップです)。

"C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE"

■エクセルの「起動スイッチ /e 」

そしたら、上の@「Excelのプロパティ」にもどって、

"C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE"/e

「リンク先」の欄の最後に
半角スペースを空けて、/e と書き加え「OK」をクリックします。

この時、ダブルクォーティション(”)の外側に /e を書きます。

これが
起動スイッチ{ /eで、エクセルの起動時に、起動画面を表示せず、かつ新規ブックを作らないようにします。
従って
起動が素早くなります。

■ならば、もう一工夫


いつも仕事で使う「エクセルのファイル」まで一気にエクセルのショートカット」をクリックしただけで、開くようにしちゃいましょう。

A
エクセルを起動して、ツールバーからファイルを開きます。
上の「 01-エクセル関数 」を右クリックし、プロパティを開きます。
(この部分は皆さんのファイルと置き換えてくださいね。)

B
D:\マイドキュメント\MUG_事例 を左ボタンで反転させ、右でコピーします。
(この方法でコピーするのは全/半角文字の入力ミスをなくすためです)

@の リンク先

"C:\Program Files\Microsoft Office\Office\EXCEL.EXE"

の後に 半角スペース一個に /e さらに半角スペース一個の後に D:\マイドキュメント\MUG_事例 を右クリックで貼りつけ、その後に \01-エクセル関数入門 と書き込みます。

/e D:\マイドキュメント\MUG_事例\01-エクセル関数入門

@のプロパティを閉じて、エクセルのショートカットから起動してみてください。

■蛇足ですが

パソコンのスイッチ・オンで、一挙にエクセルの仕事用のファイルまでを開くには、上の作業で作ったショートカットを「スタートアップ」に貼りつければOKです。

「パワーポイント」
の場合
"C:\Program Files\Microsoft Office\Office\POWERPNT.EXE" /pp

で、できます。


上の〔万が一のためのバックアップ〕ですが、もしこのダブルクォーティションの中を変えると、ショートカットが機能しなくなります。
その時はそれを「ゴミ箱」へ削除して、新たにショートカット
を作ればことたります。
ただ、いつの場合も万が一のためのバックアップをとる習慣は持ちたいですね σ(*^o^*)。


「ワードの「起動スイッチ /n」
ワードを起動すると、始めに「新規文書」が開きますが、直後に別のファイルを開くようなら、この「新規文書」はまったく無意味です。
そこで「新規文書」を開かないようにワードを起動します。
無駄な文書を開かない分だけ、わずかですが起動が早くなります。

方法は、上記の「エクセルの起動スイッチ」と同様にします。

"C:\Program Files\Microsoft Office\Office\WINWORD.EXE" /n

ただ、ワードでは「起動画面」は消えず、一瞬ですが現れます